さーて、ひさびさに本のことでも。 本はずっと読んでます。 ただし、最近は 書籍を購入することはあまりなく、図書館で借りることがほとんどです。 少なくとも週に一回は、図書館に足を運んでいます。 本屋さんはだいすきなのでよく行きますが、「この本おも…

武田百合子 --- 富士日記 なかなか面白い方のようです武田さん(かなり豪気)。 中公文庫の後ろにある 既刊書一覧で見かけて以来、ずっと気になっていた方。 少しずつ楽しみに読み進めている本です。 上・中・下 のまだ上巻の最初の方。 なんとなーく幸田文さ…

羽海野チカ --- ハチミツとクローバー いまさらながら。 夫の蔵書を一気読み。 せつないな〜、わたしは山田さんに激しく感情移入系。 学生時代とか、社内恋愛とかのいろいろを思い出してしまった。 月並ながら「傷なんて一生塞がらなくていい」とか思ったこ…

内田百間 -- まあだかい 内田百間集成(10)この間、購入した本の一冊。 年を追うごとに老い衰えていく百間先生に涙。 1971年に既に亡くなっていることは知っているのに、どうしても悲しくなってしまう。 読了後、なんとなく祖母のことを思い もっと実家に帰ら…

内田百間 -- 冥土 内田百間集成(3) 5年ぶりくらいに掘り返した一冊。 読み終わった後、頭の中がふわふわして物語の中から抜け切れないようなところ、町田康さんの読後感とよく似ているなあ、といまさら思った。百間先生の文章がとてもすき。 この 冥土 に代…